1LDKの分譲マンションに女性が住むということ

百合さんは、1LDKの分譲マンションに住み始めて1年。百合さんが競売物件だったこの部屋を買った経緯には、いろいろドラマがあって大変だったんだけど、それはちょっと置いとくとして。

入居のとき、百合さんは長年つきあって結婚まで決めていた彼氏と別れ、もうこれから一生一人で暮らしていくのだと決意したばかり。終の棲家になるかもしれないこの部屋 を、自分にとって暮らしやすいように、徹底的にリフォームしたのだそう。

なんとトイレとお風呂の壁までとっぱらって、パーテーションがあるだけの状態にしたりとか、とても独創的なんだけど、中でもこだわったのが床。念願だった、特殊素材の真っ白いフローリングに張り替えたのです。

真っ白い、気持ちいい空間

みせてもらうと、一見、これほんとにフローリング?って思うぐらいのまっ白さでピカピカ。壁と同じ色で、まるで白い箱の中にいるみたいなんです。この白い床に決めたとき、UVコーティングするといいとすすめられてしてそうです。UVコーティングは、フローリングの表面に紫外線硬化樹脂を塗って、その上からUVを照射することで硬化させるコーティング技術で、ピアノや高級家具の表面加工にも使われている方法なのだそうです。

「驚いたのが、施工の速さなの。入居する日の午前中に施工が決まって、大丈夫なのかなと思ってたら、これって照射して2~3分で固まるのね。午後には家具を入れて、ふつうに暮らせたわよ」と。

お掃除の手入れがカンタン

そして驚いたことに、床だけじゃなくいろんなところに応用できるのがこの技術。すすめられるままに、お風呂やキッチンなどの水周り、汚れやすいところにもすべて施したところ、お風呂はカビ知らずでさっと掃除するだけでいつもぴかぴか、キッチンも掃除がとても楽なのだとか。

「以前に住んでた賃貸マンションもいい床だったけど、お酒をこぼしてふき取ったら、 表面のつやまでいっしょにとれちゃってびっくり。でも、ここはそんなこと全然ないの。 こんなに楽で快適な暮らし、結婚してたらできないわよ。やっぱり、人生って、あれもこれもは無理。どれかを選ばなきゃいけないのね」と、妙に悟りきった表情が印象的な百合さんでした。